上手な使い方

ふとんの丸洗いをしましょう

ドラム式洗濯機は、ドラムが回転しながら洗う「タタキ、もみ」洗い方式です。一般家庭の渦巻き式洗濯機と比べて、汚れの落ち具合が全く違います。洗浄力が強く、さっぱりきれいに、しかも布地にやさしく、絡まらずに洗えます。特に大きい物、厚手のものには最適です。予洗、本洗、すすぎ3回の行程で洗うので、本当に美しくきれいに洗い上がります。

  • 毛布
    毛布は汗などで非常に汚れ具合がひどく「ダニ」などが発生しやすいものです。早めにお洗濯をおすすめします。
  • 夏ぶとん
    キルティング加工されていれば全て、水洗いが出来ます。
  • こたつぶとん
    キルティング加工されていれば全て、水洗いが出来ます。
  • 和ぶとん
    綿が片寄ったりしますので洗えません。
  • 羽毛ぶとん
    製品の「表示」を確認の上、お洗いください。綿生地製品は洗えます。
  • 洗うときのご注意
    キルティング加工がされていない製品は「ヒモ」などで堅く縛ってからお洗いください。

花粉症対策・アレルギー対策・アトピー性皮膚炎 などにコインランドリーが効果的

ふとん丸洗いは日本人の健康を変える

「小児ぜんそくの8割以上はアレルゲンが原因」と言われています。日経新聞に 「夏が肝心、ダニ対策」という記事が載っていました。抜粋すると、

  • 今やアレルギー患者はダニ対策抜きに語れないと言っても過言ではない。
  • ダニのフンなどが主要な抗原(アレルゲン)となる割合は小児気管支ぜんそくで8割以上、成人でも4割程度を占める。
  • 通気性のアレルギー性鼻炎の抗原もダニが一番多く、アレルギー性皮膚炎も関係を示すデータは多い。

このような内容で日本アレルギー学会理事の方が話されている。これだけダニアレルゲンがアレルギー症状の原因となっていることが突き止められていながら、そのダニの巣窟となっている布団を丸洗いする家庭はまだ少なく、布団丸洗いは大変重要なことだといえます。

ふとん丸洗いで健康な人もアレルギー予防

アレルギー症状は免疫反応であるから、誰しも発症する(感作する)可能性がある。ある日突然花粉症になるのと同じです。
しかし「私は大丈夫、私の布団にはダニがいない」などと無自覚な人が多いです。そして知らず知らずのうちに、鼻炎などを発症してしまい、しかもダニが原因と気付かずに症状が悪化してしまうことが考えられます。
花粉症は森の杉をなんとかしないといけないが、ダニはふとんを洗えば劇的にアレルゲン量を減らすことができます。

ベビーベッドの次が危険!お父さんお母さんの布団はきれい?

ダニにアレルギー症状を持つ(ダニアレルゲンに感作する) 年齢は2歳までが最も多いというデータがあります。一度症状を持つと、なかなか治らないのがアレルギー。であるから予防が非常に大切です。
ベビーベッドは、ほとんどの人が新しい清潔なベビーふとんを敷いて赤ちゃんを寝かすと思います。しかし赤ちゃんが寝返りを始めたり、夜鳴きを始めたり、少し大きくなると、お母さんの布団で一緒に寝始める方が多いと思います。そうです、それが問題なのです。
お母さんの布団はきれいに洗っていますか?少し大げさな表現かもしれませんが、洗ってないとしたら、ダニの巣窟、アレルゲンの山の中に赤ちゃんを放り出すようなものです。最近出産された方や、赤ちゃんがいる家庭には、必ず親の布団を洗うようにアドバイスしてあげて下さい。

コインランドリーを利用しよう

コインランドリーの大型洗濯機は、予洗、本洗の2回洗いに3回のすすぎがセットされていて、洗剤が残る事もありません。 プロのクリーニング店が使う洗濯機とほぼ同じ機械です。また、花粉症、アトピー性皮膚炎、アレルギーやぜんそくなどの原因となるダニの糞や死骸の除去には、なんといっても 丸洗いが効果的です。
また、乾燥機は温度をかけながら回転し、衣類や布団に付いたダニの死骸やホコリ・花粉などを落とすので、効果は倍増します。 花粉もスッキリ、ダニもスッキリ、布団もふわふわクでクリーンな生活、とても気持ちいいです。

乾燥機を効率よく使うには

  • ドラムの1/3の量が最適です
  • 連続乾燥がお得です。
  • 毛布・ふとん等の大物は、途中で反転させるといいでしょう。

汚れ、ダニ、花粉をイッキに解消

  • ふわふわソフト仕上がり!
  • 「シワ」になりません。
  • 「糸くず」「毛くず」がきれいに取れて「ダニ」もイチコロ!
  • 「花粉症」にお悩みの方には最適!花粉よサヨナラ!
  • 和布団は乾燥だけで”ふんわり”仕上がります